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菅首相会見詳報(5)「奇兵隊内閣と名付けて」(産経新聞)

 −−鳩山政権は「政治主導」や「友愛政治」とよく言われたが、菅政権が目指す方向性、キーワードがあったら教えてもらいたい

「私自身は草の根から生まれた政治家でありますので、草の根の政治という表現がひとつ浮かぶわけですが、もう少し元気が良いところで言えば、そうですね、まあ私の趣味で言えば『奇兵隊内閣』とでも名付けたいと思います。私は今は坂本龍馬が非常に注目されていますが、長州生まれであります。高杉晋作という人は逃げるときも早い、攻めるときも早い。果断な行動をとって、まさに明治維新を成し遂げる大きな力を発揮した人であります。今、日本の状況はまさにこの停滞を打ち破るためには果断に行動することが必要だ。そして、奇兵隊というのはまさに武士階級以外からもいろいろな人が参加をして奇兵隊をつくったわけですから、まさに幅広い国民の中から出てきたわが党の国会議員、これが奇兵隊のような志を持って、まさに勇猛果敢に戦ってもらいたいという期待を込めて『奇兵隊内閣』とでも名付けてもらえればありがたいと思っています」

 −−鳩山由起夫前首相は退陣の理由で「政治とカネ」の問題、普天間問題をあげた。枝野幸男幹事長は小沢一郎前幹事長の政治倫理審査会への出席に関し、ご本人の判断に任せるといったが首相はどう考えるか。普天間問題では、8月末までに工法など詳細を決定するということだが、沖縄県では反対されている。どう判断していくつもりか

「鳩山前首相がですね、自らの辞任のあいさつの中で今、ご質問がありました政治とカネと普天間の問題をあげて、いわばその問題でこの民主党政権が本来やらなければならないことがなかなか国民に理解してもらえなくなったということで自ら身を引かれたわけです。そういう意味では、この後を受けた私の政権はある意味では前首相の思いをしっかりと受け止めて引き継いでいかなければならないと思っています。政治とカネの問題については前首相の発言もあって、小沢前幹事長も自ら幹事長を引いておられるわけです。ある意味でこれで十分と考えるかどうかということはいろいろな立場がありますが、政治という場でそうした首相でもある代表を辞任し、また最も党の中で重要な役職である幹事長を辞任するという一定のけじめであると思っています。それを含めて、どうしたことがさらに国会や他の場面で必要になるのか、そこは特に国会の問題では幹事長を中心にそうしたことについては他党の主張もあるわけですから、しっかりと他党の主張も聞きながら判断していきたいと思っています」

「普天間については、日米合意を踏まえるという原則はしっかりと守っていかなければならないと思っています。ただ、だからといって沖縄の皆さんが現在の時点で賛成をしていただいているというふうにはまだまだ思える状況にないことも分かっています。8月の専門家によるひとつの方向性を出すということはそれはひとつの日米間の日程上の約束になっているわけですけど、そのことと沖縄の皆さんの理解を求めるということはやはり並行的に進めていかなければならない。当然ではありますけども、日米間で決めればすべてですね、自動的に沖縄の皆さんが了解して頂けるということではもちろんないわけでありますから。そういう意味では沖縄の皆さんについて、沖縄の負担の軽減ということをしっかりと取り組んでいく、そのことを含めた話し合いをしていかなければならない。先の政権でいろいろな方がいろいろなアイデアや意見をもって鳩山前首相のところに来られたという経緯があったようでございますが、逆に言うと、いろいろな意見を聞くことは良いけれども、いろいろな人に担当してもらうことは混乱を招きかねませんのでまずは官房長官のところでどういう形でこの問題に取り組むべきなのか、もちろん外務省や防衛省、沖縄担当という大臣もおられますので、どういう形でこの問題に取り組むのが適切か、そう時間をかけるわけにはいきませんが、今日が正式のスタートでありますので、まずはどういうチームなり、どういう枠組みの中でこの問題の検討をするかの検討をしっかり行いたい」

 −−今回の人事について「小沢カラー」を払拭(ふっしょく)した人事だといわれているが、野党側は参院選に向けた「小沢隠し」であるといっている。小沢前幹事長との距離感をどのようにとっていくのか

「良く皆さん、報道を見ていると常に小沢さんになんといいましょうか、近いとか遠いとか、あるいは小沢カラーとかいわれますが、少なくとも今回の人事を考える上で最大の要素はどなたにどういう仕事を担当してもらうのがより効果的に物事が進むかということで判断をいたしました。ですから、よく見てもらえればわかるようにですね、それぞれ自らの考え方を持ち、行動力を持った人がそれぞれの所掌についてもらったと思っています。小沢前幹事長について私が申し上げたのは、例えば私も2004年、最後は社会保険庁の間違えということが分かりましたけども、いわゆる年金未納で代表を辞任したことがあります。やはり辞任した後はですね、しばらく本当におとなしくしていようと思いました。あるいは岡田(克也外相)さんは2005年の衆院選で小泉政権の郵政選挙で大敗されました。あの選挙も今考えれば小泉さん流のある意味、ひどいというと言い過ぎかもしれませんが、まさに小泉劇場に踊らされた選挙であったわけですが、しかし岡田さんは責任をとって辞任した後にまさに全国の落選した仲間を一人一人たずねるという形で少なくとも表の場でいえば静かにして、次につながった行動をとられた。私は特別なことを言ったつもりはありません。前首相が政治とカネの問題を含めて辞任し、また幹事長も首相から同じ問題でやはりともに引こうではないかということで了解されたということを首相が言われたわけですから、ある意味で責任を感じて辞められたということであるならば、しばらくの間は静かにされているのが、ご本人を含めてみんなのためにもいいのではないかとごく自然なことを言ったわけです。しばらくというのは何日ならいいとか、何年ならということではなく、ひとつの新しい段階がきた中では、それはそれとして判断があっていいのではないでしょうか」

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「刃物を持った手が伸びてきた」 見上げれば犯人の顔… 秋葉原殺傷事件(産経新聞)

【秋葉原17人殺傷 第10回】(6)

 《約20分間の休廷が終了。事件現場の交差点から逃げる最中、加藤智大(ともひろ)被告(27)に刺された男性に続き、新たな証人が入廷してきた。傍聴席から見えないよう衝立を置く遮蔽(しゃへい)措置が取られている》

 《氏名、生年月日を確認した上で、村山浩昭裁判長が宣誓書の読み上げを指示した。宣誓書を読み上げる女性の声が聞こえた後、検察官が尋問を始めた。新たな証人の声は、少しくぐもったような声だ》

 検察官「それでは、6月8日のことについて質問していきます。ご主人は6月8日に刃物で刺されましたね?」

 証人「はい」

 《今回の証人は、休廷前に証言した加藤被告に刺され、重傷を負った男性の妻のようだ》

 検察官「あなたは6月8日、3人で秋葉原に来て、事件に遭遇しましたね?」

 証人「はい」

 検察官「事件のことを聞きますが、どんなことがありましたか」

 証人「(秋葉原の)中央通りを交差点に向けてゆっくり歩いていたら、西から東にトラックが突っ込んでくるのが見えました」

 検察官「何か音は聞こえましたか。どんな音でしたか」

 証人「鈍い音でした。とても大きな…大きな音でした」

 検察官「トラックが突っ込んだときに、はねられた人はいましたか」

 証人「はい。3人ほどいました」

 検察官「トラックはどのくらいの速度でしたか」

 証人「60キロぐらいだと思いました」

 検察官「はねられた3人の様子は?」

 証人「ほとんど動きませんでした」

 検察官「何が起きたと思いましたか」

 証人「乱暴な車が人をはねたと思いました」

 検察官「どんな気持ちでしたか」

 証人「震え上がりました」

 検察官「娘さんもご主人も同じ光景を見ましたか」

 証人「はい」

 検察官「娘さんの様子はどうでしたか」

 証人「震えていました」

 検察官「その後は異変はありましたか」

 証人「交差点から、われわれに向かってたくさんの人が逃げてきました」

 検察官「どんな表情でしたか」

 証人「大変な形相でした」

 検察官「ご主人は何をされていましたか」

 証人「逃げろ!と言って3人で逃げました」

 検察官「なぜ逃げましたか」

 証人「何かテロのようなものが起きたと思い、逃げました。一刻も早く逃げたかったんですが、サンダルだったので足がもつれてなかなか逃げられませんでした」

 検察官「周りの人はどうでしたか」

 証人「たくさんの人が身をかがめて逃げていたので、前を逃げる主人も身をかがめて、私も身をかがめて逃げました」

 検察官「逃げている最中のことを聞きますが、何が見えましたか」

 証人「主人の背中に刃物を持った手が伸びてくるのが見えました」

 検察官「その手は右手ですか」

 証人「はい」

 《検察官は、証人の夫を刺したナイフの色や、刺された部位などについて詳しく聞いていく》

 検察官「刺された後、顔を上げましたか。犯人の顔を見ましたか」

 証人「はい。刺した後、交差点の方を見ていたので、この人と分かりました」

 検察官「近い距離から見ていましたか。犯人の特徴は?」

 証人「やせ形でサラリーマン風。メガネをかけていました」

 検察官「年齢は?」

 証人「40歳手前ぐらい。老けてみえました」

 《加藤被告は自分の様子を説明する証人の発言を聞きながら、ノートにメモを取っている》

 検察官「どんな人でしたか。左手にいる被告人を見てください。見たことはありますか」

 《衝立で見えないが、証人は加藤被告の方を向いているようだ。加藤被告もメモを取っていた手を止めて顔を上げた。証人と目を合わせたようだ》

 証人「はい」

 検察官「犯人と比べてどうですか」

 証人「髪形が変わっています。そのときよりは若くなったというイメージですが、この人に間違いありません」

 検察官「ご主人が刺された後、あなたはどんな行動を取りましたか」

 証人「また襲われると困ると思って視線を外しました。それから中央通りを左に曲がった路地の方に逃げました」

 検察官「逃げている間、ご主人の刺された後の出血はどうなりましたか」

 証人「ひどくなるのを見ていました。これ以上走ったらダメになる、出血多量で命を失うと思いました」

 検察官「その後ご主人はどうなりましたか」

 証人「路地の行き止まりでうつぶせに倒れました」

 検察官「倒れた後は何を?」

 証人「娘に『救急車を呼んで』と頼みました。それから私は、近くにいた人からビニールで傷を押さえるように言われて押さえましたが、血は止まりませんでした」

 検察官「この後、ご主人は病院に行きましたか」

 証人「はい」

 検察官「事件から2年ぐらいたちますが、今でも(事件当時を)思いだしますか」

 証人「はい。ことあるごとに思いだします」

 検察官「ご自身はけがをされてませんが、事件の影響はありますか」

 証人「世間の注目を浴びた事件だったし、恐怖心はずっと残っています」

 検察官「どういう場面で恐怖心が起こりますか」

 証人「テレビで刃物を見ると怖いし、交差点でも速く走る車を見ると足がすくみます」

 検察官「事件をどう思いますか」

 証人「たくさんの人が亡くなり、主人もけがをしました。とても許せる事件ではありません」

 検察官「事件の後に被告から手紙は来ましたか」

 証人「はい。来ましたが読んでいません。開封もしていません。主人が開封していないので開封していません」

 検察官「あなた自身は読みたくありませんか」

 証人「はい」

 検察官「この法廷で被告を見たわけですが、どのような気持ちですか」

 証人「どうしてこういうことをしたのか。許せない思いです。2年間で味わった苦しみや悲しみ、事件前には戻れないということです」

 《検察官は、質問によって夫が刺された瞬間を目の当たりにした証人の心境に踏み込んでいった》

 =(7)に続く

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将棋の加藤九段に野良猫への餌やり禁止命令(読売新聞)

 東京都三鷹市の集合住宅の住民17人と管理組合が、同じ集合住宅に住む将棋の加藤一二三(ひふみ)九段(70)を相手取り、野良猫への餌やりの差し止めと、慰謝料など約645万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が13日、東京地裁立川支部であった。

 市川正巳裁判長は加藤九段に対し、野良猫への餌やりをしないことと、慰謝料の支払いを命じた。

 訴状によると、加藤九段は約17年前から自室の玄関先や周辺で野良猫に餌をやり始めた。猫の排せつ物や鳴き声に悩まされたほかの居住者が、餌やりをやめるよう求めていた。

 口頭弁論で加藤九段は餌やりの事実を認め、「動物愛護の精神、地域猫の適正管理の見地から行ったもので違法性はない。自費で猫の去勢手術もしていた」と主張していた。

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福島で全国最高33.3度=7日以降は雨も−気象庁(時事通信)

 大型連休明けの6日、日本列島は引き続き青天が広がり、真夏日(最高気温30度以上)や夏日(同25度以上)となる所が多かった。気象庁によると、7日以降は寒冷前線が通過するため、全国的に気温が下がり雨が降る見込み。
 同庁によると、福島・若松(会津若松市)で全国トップの33.3度を観測。長野・飯山(飯山市)33.1度、新潟・小出(魚沼市)33.0度など真夏日が目立ち、いずれも各地点の5月の観測史上最高を記録した。
 主要都市では、東京が27.8度、名古屋が26.9度、大阪が27.8度、福岡が25.4度。 

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支援制度、9割が「事前に知らず」=認知度向上が課題−犯罪被害者への調査・警察庁(時事通信)

 殺人事件などの被害者のうち、事件前に支援制度を知っていたのは1割にすぎなかったことが22日、警察庁の犯罪被害者支援制度に関する調査で分かった。6割が「制度に満足した」などと好意的に受け止めた一方で、認知度が低い現状が浮き彫りになった。
 同庁は2008年1月〜昨年12月、殺人や傷害、強制わいせつ事件などの被害者881人に書類を送付。回答があった395人に被害給付金や情報提供、カウンセリングなどの14支援制度について質問した。
 捜査や裁判の進ちょくを伝える「被害者連絡制度」や、警察職員が病院や実況見分に付き添う「指定被害者支援要員」など13制度について、9割以上が「被害に遭うまで知らなかった」と回答。制度を知った経緯については、約8割が「警察職員から」と回答した。 

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 鳩山首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」の偽装献金事件で、政治資金規正法違反(虚偽記入)に問われた同会の元事務担当者で、鳩山首相の元公設第1秘書・勝場啓二被告(59)の判決が22日、東京地裁であった。

 平木正洋裁判長は禁固2年、執行猶予3年(求刑・禁固2年)を言い渡した。

 勝場被告は2004〜08年分の友愛政経懇話会の政治資金収支報告書に、総額約3億5900万円の虚偽記入を行ったほか、関連政治団体「北海道友愛政経懇話会」の収支報告書にも総額約4200万円の虚偽記入をしたとして起訴された。

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 4月12日発売の週刊現代24日号(講談社)に掲載された国立がん研究センターに関する記事が物議を醸している。記事では、4月に同センター理事長に就任した嘉山孝正氏について、自民党の大村秀章・国会対策副委員長が「脳外科専門で、がん研究ではほとんど実績がない嘉山氏を選んだ」などと批判。これに対して嘉山氏は12日、同センターのホームページに見解を発表した。「世界で初めて人がんの低酸素状態を証明し、それに対する治療で特許も取っている」「日本脳腫瘍学会、日本脳腫瘍の外科学会の会長を歴任しており、脳腫瘍の分野では、基礎研究も手術も含めて業績は十分」と主張し、「事実誤認」と反論している。

 記事は「『国立がんセンター』にがんが巣くっているらしい」との見出しで、3ページにわたって掲載。冒頭、嘉山氏が「研究のレベルも低い。もっと真面目に働けって」と職員を批判したとしているが、これについてホームページの見解では、「4月1日の告示では『個人個人の能力はあるが、統合すればもっと力が延ばせる』と公的に述べている。真意を記載しておらず、誤解を生む表現になっていることは、大変遺憾」としている。

 また、「嘉山氏は、民主党支持者」との大村副委員長のコメントに対し、嘉山氏は「舛添(要一・前)厚生労働大臣時にも政府委員を務めており、大村氏の発言は事実をとらえておらず、遺憾」と批判。さらに、文中の大村副委員長の引用に関して、「『脳腫瘍』の患者さんを治療・研究したり、外科手術で頑張って貢献している医療人は、国立がん研究センターの理事長になる資格が無いと考えているのではないかと考えざるをえない」とし、「個人的には名誉毀損に相当する」と怒りをあらわにしている。

 ホームページ上で見解を公表した理由については、「事実と異なる記載は、国民と患者さん及び国立がん研究センター職員への誤解を生む」としている。


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真央・ヨナの靴調整の男性「リンクが解雇権乱用」(読売新聞)

 バンクーバー五輪の女子フィギュアスケート金メダリスト・金妍児(キムヨナ)選手らトップ選手のスケート靴を調整している坂田清治さん(62)が5日、「神奈川スケートリンク」(横浜市神奈川区)の専属インストラクター契約を一方的に打ち切られたとして、運営する「財団法人神奈川体育館」を相手取り、地位保全などを求める仮処分を横浜地裁に申し立てた。

 坂田さんは同リンクで約40人にフィギュアスケートを指導しているほか、スケート靴の調整やブレード(刃)の研磨を手がけている。3月のイタリア・トリノでの世界選手権では、優勝した浅田真央選手の靴も調整した。

 申立書では、坂田さんは、2008年4月以降、契約期間を1年ごとから半年ごととされ、契約内容について、同財団に話し合いを申し入れていた。

 だが、協議が持たれないまま09年3月末に契約が満了。その後もインストラクターを続けてきたが、3月31日、「契約継続の意図がないと判断した」として4月以降の契約打ち切りを通知されたといい、「解雇権の乱用にあたる」としている。

 同法人は「申立書を見ておらず、コメントは差し控えたい」としている。

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食の安全で閣僚級定期協議、日中が覚書締結へ(読売新聞)

 日本と中国が食品安全に関して連携を強化することを打ち出す「日中食品安全推進に関する覚書」の内容が3日、明らかになった。

 年1回の閣僚級の定期協議実施や、相手国の関係施設に相互に立ち入り調査を行うことなどを盛り込んでいる。中国製冷凍ギョーザ中毒事件の発生など、日中間で「食の安全」への信頼性が揺らぐ中、鳩山首相と中国の温家宝首相が昨年10月に相互協力に向けて合意したことを受けた措置だ。

 覚書は、今夏ごろまでに予定される次の日中首脳会談の際、長妻厚生労働相と、中国側の担当部署である中国国家品質監督検査検疫総局の閣僚級代表が署名して締結する見通し。

 覚書の最終案によると、年1回開く閣僚級定期協議では、食の安全にかかわる両国の関心事項について、解決・改善に向けた「行動計画」を策定する。また、相手国の同意を得たうえで、関係施設の立ち入り調査を必要に応じて実施できるようにする。さらに、両国間の貿易で問題が生じた場合は、関連情報を速やかに公表し、実務者レベルで協議、調査することも明記する。

 食の安全に関しては、日本、中国、韓国が昨年11月、食品安全協力の覚書を結んだが、情報交換を中心とした内容にとどまっていた。

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